ひだまりBlog

シフトの充足は大事

ある日の昼下がり。市役所への申請書提出などの仕事を終えた私は遅いお昼ごはんを探しながらクルマを走らせていました。時刻は14:30頃です。街道沿いのある和食系のファミレスに入ることにしました。さっぱりしたものが食べたかったのです。駐車場には10台ほどクルマが停まっていました。「わりと人はいるな。」と思いつつ店内に入ったのですが、スタッフが出てきません。「名前を記入してお待ち下さい」の表記があったので書いてしばらく待ちました。個人のそば屋さんなんかだとまあわかるのですがファミレスで人が出てこないとちょっと不安な気持ちになります。

しばらくすると「すみません!今、一人なんです!」と30代の店長らしく人がゴメンナサイモードで現れました。そして去っていきました。

(ホール一人、厨房も一人なのかな?)と思いつつ店内に一度入ってしまうと食べる気持ちになっているので出るのも面倒です。テーブルに着くと注文はタブレットでするスタイルでした。このファミレスは自動化が進められていて、会計はQRコード決済ができる仕組みがありました。

空いたテーブルのいくつにも食べて帰っていった客の食器が残っていて、あまり印象はよくないです。ホールスタッフは一人なのに、テーブル数はファミレスですから20くらいあります。このへんな時間でも、お客が多く、その多くはシルバー層なのです。グループで長居する客も多いのです。私はすでにお店側の気持ちに半分なっています。

たった一人のスタッフ(店長か)は出来た食事を運びながら「遅くなって申し訳ありません!」を連発。正直にいうと、この言葉も聞きたくないのです。

人件費の合理化とコロナ後の人手不足でシフトががら空きになったのでしょう。私は店長に同情する気持ちと、くつろぎに来たのに内情が見えるだけにくつろげない気持ちで、ちょっと嫌な気分になりました。食事は思ったほど遅くはなく、私はさっと食べてPayPayで精算して店を出ました。

教訓。シフトの充足はとても大事だ。

介護業界においても人手不足で事業を撤退しているところもあると聞きます。社会福祉協議会のヘルパー部門など。駄目な施設はシフトが厚労省の基準に達していませんね。ひどい事業所はシフトが充足されずに少ないスタッフに過重な不可がかかってもそれが当たり前になってしまい、鈍感になるのです。ただ、電通女性社員の過労自殺の一件から企業の姿勢は変わってきたという話も聞きます。

一方、サイゼリヤに行ったら「来月から時給が上がります」という張り紙がトイレにありました。サイゼリヤはこの物価高騰でも価格を上げないし賃金はアップするし、攻めています。そしてスタッフも充足している様子なのです。(今日の雑談はここまで)

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コメント

    • みなぽん
    • 2023年 9月 29日

    こんにちは。
    知人の職場は残業なしで休日もしっかりあり、給与もそこそこ安定している様です。
    方や、休みもなく給与も上がらず残業もつかず働いてる‥この差は何でしょうかね。。。

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