ご利用者さまの声

地元の中学校を卒業し高校に進学しましたが学業についていけず中退してしまいました。その後ともだちも少なく次第に引きこもりに。オンラインゲームにハマって食べたいモノを食べ続けた結果、糖尿病を患ってしまいました。二十歳の時、幻聴と被害妄想が出て精神科病棟に入院したのですが、そこで自閉症スペクトラムと軽度知的障害であることがわかりました。何度か入退院を繰り返してようやく統合失調症の症状が落ち着いてきたものの、1人で暮らし自立するのはまだ難しい状況です。実家に戻ることは家族に反対されていたので、ひだまりのいえに入居することにしました。
生活のリズムが整ってきたからか症状もより安定してきましたし、なにより糖尿病に対応した食事を毎日提供していただけるのでそれがたいへんありがたいです。デイケアや就労移行支援事業所に通いながら、ゆくゆくは障害者雇用で就職して正社員になりたいと思っています。

28歳 男性(統合失調症/自閉症スペクトラム/軽度知的障害)

長らく統合失調症を患っています。実家には年老いた両親が居るため世話をしなければいけないのですが、ずっと自宅にいるとどうしても症状が悪化してしまうのです…。
グループホームに入居してからは、日中ときどき実家に戻って家事をしたり両親の面倒を見ています。心の負担や重圧がだいぶ軽くなり、症状も安定してきました。
いずれ就労支援事業所に通いながら、パートで簡単な作業をする仕事に就こうと自分なりの目標もでき、今は前向きな気持ちになっています。

45歳 女性(統合失調症)

わたしは日系ブラジル人です。日本語は少ししか話せません。これまで父の援助で生活してきましたが、父の務める会社が倒産してしまいました。父は一時帰国したのですが再入国が出来ず、わたし1人が日本に残されてしまいました。私は日本の習慣にも不慣れなのでいじめにあうこともあります。ひだまりのいえには入居者や職員に外国籍の人もいて、そこがとても嬉しく受け入れた貰えたという安心感があります。

35歳 男性(脳高次性機能障害)

ひとり暮らしのため、病状が悪くなったにも関わらず放置していました。アパートの壁を叩いて壊したり、職場でも暴力をふるって医療保護入院になりました。1年間の入院生活でほぼ寛解し退院となりましたが、病院の勧めでいきなりひとり暮らしはせず、ひだまりのいえに入所しました。 当初はぼんやり過ごしていましたが、次第に生活のリズムが整い、A型就労支援事業所に通えるまでになりました。生活保護から抜け出し、ついにグループホームも退所して今はアパートで生活しています。グループホームでの1年は自立するための必要な時間でした。

27歳 男性(統合失調症)

実際に入居しているご利用者のプロフィールを元に改変しました。

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