ひだまりのいえにご入居されるご利用者さまは、社会的になんらかの支援を必要としています。
例えば、早起きして職場に出勤することはできるのに、片付け、整理整頓は苦手で
ペットボトルが部屋中に溜まったり衣類を脱水槽に置いたまま放置するクセがある人がいます。
世話人によるちょっとしたサポートで、いっしょに掃除をしてみることで住環境は整備されます。
農園でのしいたけ栽培に興味があるけれど、朝が苦手で欠勤ばかりして会社をクビになった人もいました。
朝、世話人の声かけによりしっかり朝食を摂って出かけていくことで就労が定着していきました。
いずれもちょっとした支援がその人の自立を高めていくのでした。
私たちは本人の強み(ストレングス)に重きをおいて自立支援のためのケアプランを立てています。
障害者の自立支援についての考え方に「ストレングスモデル」という手法があります。
ケアプランを立てる際にその人の強みに着目していこうとする考え方です。
かつては「医療モデル」といって疾病の改善を中心に考えるプランや、ただ社会資源を紹介するだけのプランが障害者支援の中心でした。
ひだまりのいえでは、障害者総合支援法に基づきその人の生活におけるニーズを優先してサービス計画書を作成しています。
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