ひだまりBlog

コロナがひだまりのいえに再度やってきた

4回目のコロナワクチン接種をしに、かかりつけのクリニックに受けに行きました。1ヶ月前に予約されていたのですが、行くと院長がコロナに感染されていました。新規の患者の受付はなく、私はワクチン接種が目的なので「先生はいらっしゃらなくてもいいのかな」と思い診察室に入ると、先生はiPadの向こう側にいらっしゃいました。オンライン診療でした。便利な世の中です。いつもどおりの問診のあとそばにいた看護師に注射を打ってもらいました。

(先生もついに罹患したか!)という感想ですがスタッフはいつもどおりもモードで慌てた様子はありませんでした。我々もコロナに慣れてきたのは確かです。

オミクロン株、Ba2及びBa5の感染力はとても強いと実感します。土曜日に自立援助ホームの子供が一人感染しました。コンビニで働く彼はついにコロナに捕まりました。発熱や喉の痛みを訴えて苦しそうな様子です。軽症といえどもインフルエンザと同様に考えることはできませんね。他の子供は罹患していないか、職員は大丈夫か、一大事!と、昨年1月ならば思ったことでしょう。私は船橋市保健所へ報告しました。が、彼らはケースを追うこともなかったです。保健所が把握してダイレクトに指導するのは高齢者施設だけなのだそうです。

このブログの一番始めには、2021年1月に女性棟でコロナが発生した際の顛末が記されていますがあの時の緊張した空気感は保健所にはありませんでした。一般市民扱いのカテゴリーではすでにケースの把握もパンクしているのでしょう。保健所の職員も人間ですから自分の健康を第一に仕事をするべきです。

コロナ罹患の子供と接触した他の子供や職員の罹患についてはやはり気になります。

京成船橋駅前に無料PCRセンターがあり、そこでの検査をするように指導したところです。

昨年も感じたことなのですが、施設内でコロナが発生した時に職員はさまざまな反応をみせます。ふだんは隠された人間性があぶり出されてくるのです。この人間模様は我々よりも医療機関の方、コロナ対応最前線の病院こそがよりリアルに感じられることでしょう。コロナ感染は不幸な出来事だし最善の策を適宜考えて実行するのが管理者の仕事なのですが、私には最前線の兵士の挙動を見ているようなころがあります。しかしながら我々の任務は戦争ではありませんからその人が参加できる範囲で関わるほかないのです。自分を第一で。

(※4箇所のグループホームのご利用者さまは平穏無事に過ごされています。)

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