ひだまりBlog

独裁者

兵庫県の斎藤知事の言葉、態度は凄いものですよね。ある種の典型的人間と申しましょうか。「ある種」についてはこれ以上の表現は避けますがね。

東大卒で総務省出身とのこと。地頭はよいのでしょうね。いつの時代にも社会には(会社にはといってもよい)この手合の人物は一定数いて、彼らは往々にして出世をします。高度経済成長の時代は弱肉強食と言われましたから、他人を蹴落としてでも自分がのし上がっていく人に目をつぶる文化がありました。これは日本だけでなくアメリカでも同様です。現在でも。

斎藤知事とひとくくりにしてはいけないが、スティーブ・ジョブズも変わった人でした。会社のエレベーターでたまたま乗り合わせた知らない女性スタッフに対して「あいつはクビだ」と言い放ち、そしてその人は解雇されました。とんでもない話ですがおそらく彼女には訴訟する必要のない十分なお金が渡ったことでしょう。

ジョブズ、マスク、ベゾスといったビジネスの天才たちは眼の前に立っただけでそのオーラで相手を圧倒してしまうかもしれません。皆さんASD(自閉スペクトラム症)の特性があり…と書くとASD持ちの人には特別な才能があるようにも誤解されてしまうのでそんなことはないともいっておかねばなりません。

斎藤知事がASDなのかどうかは私にはわかりません。特別な能力をお持ちの方ではないようには見えます。勉強はできたのでしょうが。

一つ、おそらくそうであろうと推測できることは、斎藤知事の周辺の人達は大きなストレスを感じていたことと思われます、彼に。彼はふるまいが独裁者ですから。プーチン大統領の側近が感じるストレスと同様のストレスを片山副知事は感じていたことでしょう。というと片山元副知事は一方的な被害者のように見えてしまいますが、彼は被害者であり加害者ではないでしょうか。辞任会見のあの涙、いったい何に涙していたのかさっぱりわかりませんが彼自身にもよくわかっていないのでは。百条委員会の席ではニヤリと笑っていたりもします。悪代官のニヤリなのか。斎藤知事はある種の特異なパーソナリティを持つ人ですがその取り巻きたちも小さな独裁者ぜんとした人たちになるのですね。

私はいくつかの職場に身を置きましたが、もっとも嫌な職場は、大将からその部下からとにかく取り巻きも含めて自己愛性パーソナリティの人で囲まれていたところでした。あれは恐ろしかった。彼らは嘘をついて誰かを貶めたりもします。私だけ飲み会の開催を伝えられてなくて、さらにはロッカー内のクルマの鍵を盗られてしまって。誰が犯人なのかはわかっているのです。私がタクシーを使って飲み会の場所にいくと犯人と思われる女は青ざめた表情で私から遠ざかりました。そんな会社はめちゃくちゃなのですが、当然、密かに録音しておくことも必要になります。こんな環境の職場で働くことがおかしいのですが。おそらく斎藤知事の音声データももちろん複数の人が録っていることでしょう。兵庫県庁の上層部は完全におかしな組織になってしまっています。小さなカルト集団みたいなもので大将のクビを取ることが大切です。それで取り巻きたちは憑き物がとれたように穏やかになるかもしれません。

働く人全員に私が言いたいことは斎藤知事のような人物が現れたら、全力で根本から刈り取ろうということです。できれば成長しないうちに刈るべきです。この手合は仕事を頑張ることもやるのでうっかりすると出世してしまいます。成長するほどに刈り取るのが難しくなっていきますから気をつけてください。

(私が刈り取られたりして)

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コメント

    • みなぽん
    • 2024年 9月 12日

    ‥紙一重ですね。

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