ひだまりBlog

「駐禁切るなら俺だけじゃなくすべてのクルマからとってくれ!」という気持ちについて

今週も統一教会ネタですいません。山際前大臣が今回のテーマです。

この仕事をしていると様々なパーソナリティーの方に出会います。ご利用者さまについてはその多くが、統合失調症、知的障害、発達障害、パーソナリティー障害で、この4つの分類がいくつか重複している人も多く、また発達障害と一口にいえども自閉症スペクトラム、ADHD、LDとあり、自閉症スペクトラムには積極奇異型、受動型、孤立型等々のタイプがあり、このように様々な分類があり、このブログを読まれる皆様の中には次のようにお感じになる方もいらっしゃるかと思います。

「分類をしてもキリがないし、そんなに人をラベリングしてどうするのだ、己の優越感のためか!」と思われるかもしれません。仕事をするにあたり人間をカテゴライズするのはとりあえず、その人に向き合う時の心構えになるからで、心に余裕を持つためでもあります。純粋に人間に対する好奇心の気持ちももちろんあります。この仕事を長くやっていると、例え医師による診断名がつかずとも「ぬぬぬ、この人はおそらく自閉スペクトラムの積極奇異型だな」とわかったりするものです。そんな私は、最近テレビを観ていてある人物に興味がいきました。

山際前経済再生担当大臣です。

「後出しジャンケン」「瀬戸際大臣」との異名もつけられ、本人は否定しながらも次々と統一教会関係者との接触が、写真、文章、映像という確かな証拠により突きつけられました。

そのたびに大臣はすっとぼけていたのですが、ざっくりまとめると「覚えていない。議員事務所に記録はない。記録は1年で廃棄しているので。マスコミで報道される写真等をみるにつけて、これは私ではないかと思う。今後は統一教会との関係を断つ。」

「いろいろな人と写真を撮るのが政治家の仕事だ。すべて覚えている人がいたらそちらのほうがおかしい。」

出てくる資料は2019年の韓鶴子総裁との写真等、時間もそれほど経ってはいないし、かなりの要人との写真だし、スピーチまでもしている。登壇する先はナイジェリアやネパールといった、めったに行くこともなかろう外国もある。これらの動かぬ証拠に対して、ここまで嘘がつけるのはなぜなのか。私は自身の経験則で4つの分類(統合失調症、知的障害、発達障害、パーソナリティー障害)に照らし合わせてみましたが、どれにも引っかからない。強いて言えばパーソナリティー障害か。まあこの程度のエキセントリックさは政治家ならばたくさんいる。と、山際さんお一人の人柄をプロファイリングしてもよくわからないのです。

そこで山際さんの気持ちに自分がなってみることにしました。

「どうして俺ばかりが狙われるのだ。みんながやっていることじゃん」

これは私が駐禁理論と名付けた気持ちで「俺が駐禁の切符を捕られるのなら、他の路上駐車全部の切符を切って欲しい。そうでないと公平じゃない!」という屁理屈です。

自民党が統一教会とズブズブなのは報道のとおりです。

政治家の支援者には宗教団体がいるのは当たり前なのだから今更‥という気持ち。

もう一つ。こちらの推測が正しいのかもしれませんが。

「統一教会と自分とはかなり信条を同じくしている。真のお母様を守ることは最終的には日本の未来のためでもある。真理実現のためには嘘をついてもよい。むしろ積極的にどうどうと嘘をつこう。これは自民党のためでもあるのだ。」という確信犯としての気持ちですね。

私は、この説ではないかと今日現在は考えています。山際さんには信者にほぼ等しい内心があるのです。

今日現在の私の山際前経済再生担当大臣への見立ては、精神医学的にはまったく正常な人。人格障害でもない。人柄はよい人。

みなさんはどう思われますか?

今回のブログで私が言いたいことは何か。それは私が仕事で毎日相対している、精神疾患、知的障害、発達障害の人たちよりも、医学的にはまったく正常な、お人柄もよい健康体の人が一番ヤバいではないかという暴論です。嘘をつくのは議員事務所総出でついているわけで山際さん個人を超えた嘘という面もあります。彼らは山際ワールドを守ろうと組織的に必死でした。個々人はもちろんメンタルがおかしいわけではありません。ですが何かを守ろうとするがために嘘をつき続けると、際限なくとんでもない嘘をつき続けてしまうのです。

それに比べたら統合失調症の方の妄想上の話などかわいいものではないかという小話でした。

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