うちのご利用者様が、通信代理店事業者のキャッチセールスに引っかかってしまったのですよ。知的発達症の人です。いつの間にか7インチタブレットとポケットルーターを持っていたのです。本人は端末を0円でもらってきたと思っていたのかもしれませんが、結果として半年間では20万円以上の契約をしています。半年前、私はそのA社という販社に電話をして「この人は知的障害者で契約能力がないのですよ」と話をし、また解約のためにサポートセンターにも問い合わせました。サポートセンターの女性と電話とメールでやり取りをして、現物画像を送り、また返品もしました。彼女がいうには「電源コードにレノボのマークが付いてない」とのことなのですが、これが言いがかりなのか、別のコードを送っているのか知るよしもありません。本人の記憶はとっくにないのです。私は「とにかく解約な!」というモードでいました。数ヶ月してから別の通信代理店事業者からこの契約についての未払い請求通知書が来るようになりました。が、ほっときました。よく悪徳業者からの請求についてどうすればよいか、消費者センターは「払わずにほっときましょう」と助言しているからです。現物も返品したし、解約についての電話もしているしで、その後に、再度、請求してくるのは悪質だと思いました。サポートセンターに電話するまでもないと思いました。というか、請求してくるのはB社というA社の親にあたる通信代理店で、この会社は全国展開したわりと大きな会社です。A社とB社の違いもこちらはよくわからず「とにかく悪徳会社は無視!」の態度でいたのですが、B社は債権回収会社にこの件を売却したようで、怖い人がホームにやってきたのです。そのおじさんはB社の名刺を持っていましたが、正確にはその会社所属ではありません。このようにA社、B社、C社と、この契約をめぐって3社が関わり、誰も解約をきちんとしない(できない)システムが出来上がっているのでした。
というのも今日、思い出して、A社のサポートセンターに久しぶりに電話してみました。サポートセンターの認識では、電源コードが返却されていない点、また、タブレットにパスワードがかけられていて解除できない、この2点が保留になっている理由でした。私は解約を要求しましたが、サポートセンターは、A社から業務委託を受けた別会社であり、またA 社にはサポートセンターがない、とのことでした、「A社様」なんてサポートセンターの女性は丁寧な物腰で言うのです。が、後で確認すると、サポートセンターと、A社は同じドメインを使っていました。とにかく、解約させないシステムを作り上げているのです。「本部にお伝えします」なんて彼女は言うものだから『本部ってどこですか?』と尋ねると彼女は言い淀んでいました。おそらく、本部は隣の机の上司ではないでしょうか。
このケースについては相談支援専門員から弁護士へも連携されていますが、この先、どうなるかというと、多分、ほっとくことになると思います。
怖い人が何度やってきて「誠意を見せろ!」と凄んできたところで払えないしどうしようもないのです。怖い人は「最後は裁判所が判断する」ととてもまともなこともおっしゃっていて、この点には激しく同意しました。法治国家ですから日本は。



















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